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2019/05/31

シンガポールと日本の結婚式の違い

国が違えば気候も言葉も食べ物も文化も変わります。もちろん結婚式もその例外ではありません。シンガポールと日本。飛行機の直行便では約7時間と、意外と近くにある2つの国ですが、結婚式にはどのような違いがあるのでしょうか? ここでは、シンガポールと日本の結婚式の違いをご紹介します。

シンガポールの結婚式の特徴

シンガポールには中国系・マレー系・インド系など多くの民族が暮らしています。それぞれの民族によって結婚式も少しずつ異なります。

中国系の一般的な結婚式では、出席者のドレスコードは特にありません。女性ならばワンピースにナチュラルな髪型、男性は襟のついたシャツにチノパンなどが多いようです。ジャケットやネクタイをしている招待客はほとんどおらず、なかにはポロシャツや短パンの方もいるようです。出席者が身につける衣服の色も、日本では花嫁の色とされている白を着ている人もいて、たいへん自由です。赤がおめでたい色とされているため、赤の洋服や小物を身に着けていると喜ばれます。

ご祝儀やプレゼントという概念はなく、披露宴の食事代を支払うという感覚です。このとき、「8」がおめでたい数字とされているため、たとえば138ドルなど8に絡めた金額にすることが多くなります。このお金を「アンパオ」という赤い袋に入れて受付で渡します。テーブルは自由席であり、開始時間も決められてはいるものの遅れることが多々あります。日本でいうと、どちらかといえば結婚式の2次会や、結婚パーティにイメージに近いです。

この結婚式披露宴の前に、「ティーセレモニー」という重要な儀式もあります。こちらは、新郎が新婦を迎えに行き、一緒に新郎の家に行って、家族を含めてお茶を交換するというもの。花嫁はウェディングドレスを身につけることが多いですが、ジャケットとスカートからなるツーピースの婚礼衣装を着ることもあります。

マレー系の結婚式でも、参列者の服装が自由なところは中華系と同じです。食事がビュッフェスタイルということもあり、結婚式を公民館のような施設で行うことが多いようです。また、中華系の結婚式が夜に開催されることが多いのに比べ、マレー系の結婚式はお昼に行われることが多くなっています。また、マレー系でも、中華系のティーパーティのように、新郎が新婦を迎えに行き、一緒に新郎の実家に行き、コーランに手を置き誓いの言葉を述べる「ニッカ」という儀式があります。

インド系では女性は民族衣装のサリーを着て列席することが多いようです。食事はインド系ビュッフェで、寺院などで行われています。

日本の結婚式の特徴

日本の結婚式には、教会で結婚式を挙げる「教会式」、家族や友人らを招き列席者に結婚を誓う「人前式」、神社で行われる「神前式」、お寺で行われる「仏前式」があります。特に日本ならではの神前式では、心身を清める修祓の儀、お酒を酌み交わして夫婦の絆を固める三献の儀といった儀式が、数多く行われます。

また、日本の伝統的な婚礼衣装としては「白無垢」、色鮮やかな「色打掛」、スタイリッシュな「黒引き振袖」などがあります。これらは小物や着物の模様ひとつひとつに由来があり、花嫁を美しく神秘的に見せてくれます。

結婚式に招待された人は、女性の場合は着物やドレス、男性の場合はスーツなどのフォーマルな装いで参加します。白は白無垢やウェディングドレスといった花嫁の色とされているので、参列者が白の洋服を着るのはマナー違反です。

参列者は、結婚するカップルを祝う「ご祝儀」を持って結婚式に行きます。金額は新郎新婦との関係性や自身の年齢によって変わりますが、友人は3万円、新郎または新婦の上司は3〜5万円、親族は3~10万円が相場といわれています。偶数は割れる数字であるため縁起が良くないとされ、3万や5万などの奇数の金額を包みます。

日本とシンガポールの結婚式の違い

ここまでで見てきたように、シンガポールに比べると、日本の結婚式のほうが服装、式次第などがフォーマルです。かかる費用も食事の実費程度で開始時間も緩やかなシンガポールスタイルに比べると、日本の結婚式は参列するとご祝儀に3〜5万ほどかかり、開始時間も終了時間も厳密に決まっています。

また、シンガポールでは、式の間に花嫁が中座してドレスを着替えることはありませんが、日本では「お色直し」といって、花嫁が2〜3回ドレスを着替えることが多くなっています。

日本でブライダルフォトを撮影してみませんか?

フレンドリーなシンガポールスタイルに比べると、厳粛なイメージが漂う日本の結婚式。実際に日本の結婚式を行うのは費用もかかりますし、独特の儀式も多く難しそうと感じてしまうかもしれません。それに比べてブライダルフォトなら、手軽に日本のトラッドな雰囲気を味わうことが可能です。

白無垢を着て神社で撮影すれば、日本らしい美しい1枚が撮れるでしょう。豪華絢爛な色打掛を着て桜や紅葉の下で撮影すれば、より華やかな写真になるはずです。日本は四季がはっきりしているため、ロケーションも同じ場所でも季節ごとに違う表情を見せてくれるのも魅力のひとつです。

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シンガポールも日本も、その国の歴史や文化を背景に独自の結婚式スタイルが生まれました。以前であれば、ご自身の国の結婚式スタイル以外は考えられなかったかもしれませんが、手軽に楽しめる「フォトウェデイング」がある今だからこそ、ぜひ和装のフォトウェディングにもチャレンジしてみてください!

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